no kidding?

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シンセミアが好き
 阿部和重が芥川をとった
 ひー 遅まきながらおめでとうございます
 
 というか何で今迄獲っていなかったのかそれが不思議
 
 強烈な吸引力は無いけれどスキルや価値観を信頼できる
 
 
 
 こうなってみて考えると、舞城はまるでジャンクフードみたいだな
 舞城よりも質の高いものがあるのは判っていても中毒になってしまう
 
 


 
 追記
 
 今更この話題に触れるのもどうかと思いつつ触れます
 
 阿部氏が年季の入った後藤真希ファンであり ひいてはハロプロ全体を
 好意的に捉えているかた(4文字で言うと モーヲタ)であることは
 その筋では有名でしたが
 
 芥川賞受賞の場で うさちゃんピースを披露し
 一部界隈(2文字で書くとヲタ)を騒然とさせた この男気は忘れ難い
 
 
 モーヲタの皆さんの異常な文章力の高さや異常なサイト構築能力の高さに
 日々おののいているわたくしです
 
| book | 05:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
 
 
 らもさんが召されてしまった
 
 バッカス様と手に手をとって行っちゃった
 
 才気あふるるらもさんも へべれけダメらもさんも、どちらも好きでした
 痛い思いや つらい思いを 最後にあじわっていなかったことを願う
 
 
 
| book | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
日野啓三氏の御冥福をお祈りいたします

  作家の日野啓三氏の 御冥福を お祈りいたします。
 
  
  
  どうしようもなく かなしく さびしいのですが、
  よい旅路であることを心より願います。
 
  以下、氏の作品より引用させていただきます。
 
___________
  
  
  いまや私はステンレススチール製ステッキをついた一個の探求的精神(スピリット)
  と化して、“故郷の星”を求めて宇宙の中をさ迷っている。
 
  検査室が並び連なる真っ直の廊下の突き当たり、側面玄関の
  待合室のような場所は、分厚いガラスの窓やドアや壁が多いせいで、
 
  その隅のベンチに腰をおろし、
  両足の間に立てたステッキの掴手に両手を重ね、
  その上に顎をのせて意識を前方にだけ集中していると、
 
  ここが新しい巡洋艦(クルーザー)タイプの宇宙船の艦橋のように思われ、
 
  どんな灼熱の超微惑星の破片もはね返す強化透明壁の向こうを、
  様々の、それぞれに魅惑的なあるいは奇怪な星雲や暗黒物質の映像の記憶が
  次々と現れては後退してゆく。
 
___________
 
 
   そしていま屍衣だけがほつれ漂う ひとつの星雲の残骸の近く迄来て、
   私は懐かしさでいっぱいだ。
   懐かしさには誇らしい思いが含まれ、改めて孤独感も新たになるが、
   こういうことだったのだ、私の生存ということは、私の生涯というものは。
   幾度もの断念の果ての内的静寂が、おのずから醸し出す
    “私を超える知と力”。
 
   いつのまにか私はベンチを立ち上がっていた。ステッキもつかないで。
   そして全く意識しないうちに、右腕を上げ肘を曲げて、
   挙手の礼を、
   網状星雲の屍衣が漂う宇宙空間の
   ひときわ闇の気配の濃いその空域___私のうろ覚えの記憶に間違いなければ
   正式には「網状星雲NGC6992〜6995」の
   あたり一帯に張りつめる凛とした気配に対して、黙々と敬礼していた。
 
| book | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
 古谷実「ヒミズ」
 
 古谷実「ヒミズ」最終巻 を読んで 
案の定 はげしい絶望感にとらわれました。
絶対にそうなると判っていたから発売から1ヶ月間
こわくて手が出せなかったのでした。
しかし読まなくてはならぬ と エイヤと挑んだものの、
 かなしくて くやしくて  大層 取り乱しました。
 
 
住田くんという15歳の男の子は、
“「自分は特別な人間だ」と思っている「普通」な人間”を極端に厭い、
「俺は違う、強烈な幸にも不幸にも遭うことなく 一生モグラのように
 ひっそりと“普通に”暮らすのだ」と自分に言い聞かせ続けてきた、
そこだけにアイデンティティを見出していた男の子です。
 
その思考過程は、とても頭が良いのだけど同時にややバカです。 
そして 彼は内省が鋭く、
自分のバカな部分を誰よりも先に誰より厳しく 自分で責める子です。
で、「普通ナメんな!普通最高!!」とか云ってる住田くんは真面目で必死で可愛いので
本人の意図や自覚とは無関係に、
じつはさまざまな人に彼は愛され気に掛けられています。
 
 
 
そんな彼の日常が、“普通”の対極の“特別”に為すすべなく のみこまれ、
彼は 必死に抗います。何ヶ月も何ヶ月も独りで抗います。
内省と自責を繰り返しつつ。 彼は物凄く必死で、壮絶に一生懸命です。
 
 
 
 
 わたしは、 思春期の中学生男子のごとく、
 住田くんに 少なからず 自分を投影していました。
 
“自分と近しいところを持っているけど 自分よりちょっと恰好よい”住田くんは
 絶妙に わたし(を含む多くの読者)のヒーローだったのです。
 

--------------------------------------------------------

 
「闘っている」
「昨日の夜から」「ずっと闘っている」
「気力が下がり 弱みを見せた途端 すかさず魔物が襲いかかってきた」
 
「もちろん そんな事はなれっこで 今までだって何度となく乗り越えてきた」
「良くも悪くも冷静に」
「問題を正面から直視し 理解し 自分なりの答えを出してきた」
 
「でも今度のは違う」
「今までのなんて比じゃないバケモノだ!!」
 
「正面になんか立ってみろ 一瞬で踏みつぶされるぞ」
「目を開けるな」
 「逃げろ!!」
 
『………おっかねえ』
 
『…これって 絶望ってヤツじゃないの?
 ………』
 
「だって今 包丁を見たり…」「外に出たりしたら…」
「死んでしまうかもしれない」
「動くな」
「うまくやりすごせ…」
 
 
-------------------------------------------------------- 
 
 
住田くんが、 負けてしまうのか、 ひたすらはらはらと気を揉みながら、
読んできました。
 
  結末は、
よく読み込めば どのようにでも解釈できる描写ではあるのですが、
やはり、住田くんは、負けてしまった ように見えるのです。
 
かなしくて くやしくて 腹立たしくて、あんなに頑張って、あがいて、
結局 この結末しか  残されていないのか と
思わずにはいられないのです。
 
 
この結末しか残されていないのか。
 
 
「茶沢さん、聞いてくれよ!
 俺、とうとう やったんだ!
 やっぱり 俺は
 特別な人間だったんだ!」
 
終盤の この台詞が 頭の中をぐるぐる回っています。
住田くんが 
一番 ひとに云いたくなかった台詞のはずが、
一番 ひとに見せたくなかった姿のはずが。
彼のアイデンティティのよりどころが。

疲れ果て 追いつめられた 土壇場で、
この台詞が 遂に 彼の口からこぼれてしまった。
 
それが可哀相でならないし、
自分を投影していた立場から云うと くやしくて くやしくて
ギリギリと涙がにじみます。
 
畜生、住田くんは わたしのヒーローなんです。 畜生くやしい。
自分にも この結末しか残されていないような思いにとらわれます。
 
 
(ついでに、“どのようにでも解釈できる最終回”って、
 一番楽観的でしあわせな極と 一番悲観的でかなしい極が有ったら、
 やっぱり かなしい方の極に近い解釈が真実なのではないか と
 ついつい思ってしまうものではないですか…?
 わたしはいつもそうです。 「MONSTER」とかも…)
 
 
畜生。酷い絶望感だ。凄いです、古谷実。凄い漫画です、「ヒミズ」。
 
| book | 03:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
 神の小さな庭で
日野啓三氏の 最新短篇集 「落葉 神の小さな庭で」
が発売になって、だいじに読んでいるのですけども、
後半 やはり どうにもこらえきれず じわじわ涙こみあげます。


このかたは現在70歳を過ぎていらっしゃって、
過去には 戦地で取材を続け、のちに純文学の作品を発表するようになった作家で、
ここ10年で 幾つもの大病をわずらい、
それに伴って 発表される作品が
どんどんどんどん研ぎ澄まされ、 深淵へ深淵へと 踏み込んでゆくような
或いは もう言葉で表現するには 人間として ぎりぎりの高みへのぼってゆくような
とにかく ほかに較べられるものがない 鋭く うつくしい緊迫感に満ちているのです。


そして、 一貫してノーブルなかたで、
陳腐な自己憐憫や 不必要な装飾が かけらも出てきません。


初めて作品を読んだときには、きっとこの文章を書いたひとは20〜30代前半ぐらいの
ひとだろう、と信じて疑わなかったので、著者紹介の欄で お歳を知って 物凄く驚きました。
こんなに鋭く張り詰めた感受性で 生きて 静謐な文章を書きつづけているひとが
実在するものなのだなあ… と 作品に触れるたび 感じます。
 文章は難解ではなく いたって読みやすく、クールで、 (ここが重要)はげしく恰好良い。
  恰好良い文章って こういうことだ。


べつにメロウな物語でもなんでもない、日常を淡々と切り取った文章だけでも、読んでいると、
どこがどう と説明できない 涙が 涌き出てきます。
   日野啓三さん すごく好きです。
| book | 01:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
 
 
 そういえば、町田康先生の深夜番組「相談アワー」最終回を
 見逃して たいへんショックです!
 だって最終回のゲスト、クドカンだったらしいから!
 町田先生とクドカンが どんな話したんだろう
 (クドカン ちょうビビってそうな気も いたします)
 (クドカン、ゆらゆら帝国の坂本さんと対談したとき 猛烈にビビっていた
  のが 行間から ほとばしっていた)
 
 
 
 クイックジャパン最新号に、
 「漫画家・羽海野チカさんは氣志團のファンらしい」って一言ニュースが
 載ってて、し、知ってるけどそんな、そんなんがなんでクイックジャパンに!?
                           (かるく困惑)
 ananからクイックジャパンまで、全方位型で注目されている羽海野せんせい
                              流石…!
 
 
 どうでもよいのですけど、前回のリュウキで、新キャラ教授が
 「わたしは目に入ったもの総て記憶してしまいますので…」て云ってましたが、
 
 わたしの場合は 限りなく日常生活に役立たないことに関してのみ
 目にしただけで頭にやきついて脳内グルグルさせてしまうことがあり、
 たとえば クイックジャパン最新号に羅列されてる
  セロニアス翔やんの 名台詞全集とか、
 そんなまとめて見せられると全部おぼえてしまうから勘弁して…!!!
 と かなり切実に 思いました

 「俺とおまえで アダムとイブをやり直さないか?」
  (おぼえた…)
| book | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) |




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